本ページでは、「楽楽電子保存」のよくある質問をまとめています。
初期設定については【スタートアップガイド】を
詳細な操作・仕様については【操作マニュアル】をご確認ください。
▼「楽楽電子保存」の対象利用範囲
電子帳簿保存システム「楽楽電子保存」 | |||
無料機能 | 有料機能 | ||
電子取引 | 「楽楽明細」から受領した帳票の電子データ | ○(対応) | |
「楽楽明細」以外のメール添付や他請求書発行システムなどで受領した帳票の電子データ | ×(対象外) | ○(対応) | |
スキャナ保存 | 紙で受領した国税関係書類などを電子化して保存 | ×(対象外) | ○(対応) |
なお、本サービスにつきましては、「楽楽電子保存」利用約款に基づきご提供させていただいております。
「楽楽電子保存」利用約款 :https://terms.rakus.co.jp/cloud/acs/pdf/terms_denshihozon.pdf
個人情報の取り扱いについて :https://www.rakus.co.jp/pp/
適用要件 | 詳細 | 「楽楽電子保存」での対応範囲 | 参照マニュアル |
関連書類の備付け | 電子計算機処理システムの概要を記載した書類の備付け(自社開発のプログラムを使用する場合に限る) | 対象外 (※お客様自身による自社開発のプログラムではないため) |
-- |
見読性の確保 | 電磁的記録をディスプレイの画面及び書面に整然とした形式及び明瞭な状態で、速やかに出力できる | 対応 (※要件を満たしたカラーディスプレイ、プリンターをお客様自身でご用意いただく必要があります) |
操作マニュアル> ■検索結果 |
検索性の確保 | 「取引年月日」「取引金額」「取引先」にて検索ができる | 対応 | 操作マニュアル> 【5】帳票の検索・閲覧方法 |
保存上の措置 | 1.タイムスタンプが付与された書類の受領 2.タイムスタンプの付与 3.訂正削除の記録が残る/訂正削除ができないシステムの利用 4.訂正削除の防止に関する事務処理規程を策定、運用、備付け |
対応 (「楽楽明細」連携で連携したデータについては、3番の「訂正削除の履歴が残るシステム」要件に対応。 外部取込機能を使ってアップロードしたファイルについては、2番の「タイムスタンプの付与」システム要件に対応(※1)) |
・スタートアップガイド> |
※上記は国税庁より公開されている2022年1月施行の改正電子帳簿保存法の内容をもとに作成しております。
【参考】【参考】電子帳簿保存法一問一答 【電子取引関係】問15
(※1)【補足】保存上の措置について
「楽楽電子保存」への保存方法による考え方の違いは以下の通りです。
■『「楽楽明細」連携』で連携される帳票データ
「楽楽明細」という訂正削除の記録が残る/訂正削除ができないシステムでの授受及び「楽楽電子保存」という
訂正削除の記録が残る/訂正削除ができないシステムでの保存に該当するため、「3.訂正削除の記録が残る/訂正削除ができないシステムの利用」にて
要件を満たすことが可能です。
■「外部取込」機能を使ってアップロードする帳票データ
原則「2.タイムスタンプの付与」にて要件を満たしていただくことが可能です。
ただし、セキュリティ付きのPDFファイルなどでタイムスタンプ付与ができない場合は、タイムスタンプを付与せずに
「楽楽電子保存」に保存いただくことが可能です。
その場合は、あくまでもタイムスタンプ付与ができない場合の例外措置として「4.訂正削除の防止に関する事務処理規定の備付け」にて
要件を満たしていただきますようお願いいたします。
※タイムスタンプ付与ができない帳票データにつきましては、貴社にて事務処理規定の備付けを行っていただき、
「楽楽電子保存」上の「メモ」にその旨残すなどして要件を満たせるようにご対応をお願いします。
■スキャナ保存要件に対する「楽楽電子保存」の対応範囲
適用要件 | 詳細 | 「楽楽電子保存」での対応範囲 | 参照マニュアル |
入力期間の制限 | ・書類受領後、おおむね7営業日以内(早期入力方式) ・書類受領後、最長2か月+おおむね7営業日以内(業務サイクル方式)※業務サイクル方式で運用の場合、各事務の処理に関する規定が必要です※ |
対象外 (※お客様側での運用の取り決めや対応が必要です) |
-- |
一定水準以上の解像度及びカラー画像による読み取り | ・解像度200dpi以上であること ・赤色、緑色、青色の階調がそれぞれ256階調以上(24ビットカラー)であること |
対象外 (※要件を満たしたファイルをお客様自身でご用意いただく必要があります) |
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タイムスタンプ付与 | タイムスタンプ付与 | 対応 | スタートアップガイド> ■タイムスタンプ付与の操作方法 |
バージョン管理 | 訂正削除の記録が残る/訂正削除ができないシステムの利用 | 対応 (「楽楽電子保存」は「訂正削除の記録が残るシステム」要件に対応) |
操作マニュアル> |
入力者など情報の確認 | 書類に関する入力を行う者又はその者を直接監督する者に関する情報を確認できること | 対応 | 操作マニュアル> 【10】「訂正履歴」の確認方法 |
スキャン文書と帳簿との相互関連性の保持 | 書類に関連する帳簿について、相互にその関連性を確認できるようにしておくこと | 対応 | 操作マニュアル> ■検索条件の各項目の内容 |
見読性の確保 | 電磁的記録をディスプレイの画面及び書面に整然とした形式及び明瞭な状態で、速やかに出力できる | 対応 (※要件を満たしたカラーディスプレイ、プリンターをお客様自身でご用意いただく必要があります) |
操作マニュアル> ■検索結果 |
システム関連書類の備付け | 操作説明書、事務手続きを明らかにした書類を備付け | 対象外 (※お客様自身でご用意いただく必要があります) |
-- |
検索性の確保 | 「取引年月日」「取引金額」「取引先」にて検索ができる | 対応 | 操作マニュアル> 【5】帳票の検索・閲覧方法 |
※上記は国税庁より公開されている2022年1月施行の改正電子帳簿保存法の内容をもとに作成しております。
【参考】【参考】電子帳簿保存法一問一答 【スキャナ保存関係】問9
※「楽楽電子保存」では保存可能期間を設定する機能はございません。
現時点では11年4ヶ月としておりますが、「楽楽電子保存」は電子帳簿保存法で必要となる保存期間の要件を満たすシステムとしているため、
法改正などにあわせてシステム側の保存期間を変更していく可能性があります。
Q:アカウントの発行方法
A:「楽楽電子保存」のアカウントは、「楽楽明細」マイページまたはダウンロードURLからフォームにアクセスして発行可能です。
ユーザー登録は、同一URLの「楽楽明細」では1回しか実行できませんのでご注意ください。
■ユーザー登録方法
①「楽楽明細」のマイページ(帳票の受取側ページ)にアクセス > トップページ「(株)ラクスからのお知らせ」>
電子帳簿保存法対応「「楽楽電子保存」(無料)」お申し込みはこちら」をクリック
※帳票の受取がダウンロードURLの場合は、画面右上の「「楽楽電子保存」連携設定」をクリック後、「「楽楽電子保存」連携設定」画面に表示されている、
「お申込がまだのお客様はこちら」をクリックしてください
②遷移先の専用ページにて「無料版のお申し込みはこちら」をクリック
③フォームにて必要事項を入力のうえ申込ください
※申込が完了すると、「【楽楽電子保存】お申し込み完了のご案内」という件名の申込み完了メールが送信されます
■各メールが届かない場合
1. 迷惑メールフォルダなどへ振り分けられていないかご確認ください
2. メールをドメイン指定で受信拒否・受信許可されていないかご確認ください
ドメイン設定によりメールが受信できない場合は「rakuraku-e-hozon.jp」を受信設定リストに設定の上
改めて再登録をお願いします。上記をご確認の上、メールが届かない場合は、再度申し込みフォームよりご入力
内容に誤りがないかを確認し、お試しください。
Q:プランを変更したい
A:プラン変更申込書をご記入いただく必要がございます。
申込方法をご案内いたしますので、以下問い合わせフォームよりサポートセンターまでお問い合わせください。
問い合わせフォームはこちら
※プラン変更タイミングについて
当社が申込書を受領した日により、変更日が異なります。
月末から数え、営業日5日以前 :翌月1日
月末から数え、営業日4日以降 :翌々月1日
※申込書受領月の変更はできかねます。
※月額料金の日割りには対応できません。
■ログイン/パスワード関連
Q:申込完了後にアカウント情報のメールが届かない
A:お申込み後~翌日中までに、以下アカウント情報メールをお送りいたします。
件名:【楽楽電子保存】ログイン情報/パスワード設定のご案内
Fromアドレス:establish-no-reply@rakuraku-e-hozon.jp
そのため、もし現在お申込み当日にご確認いただいてる場合は少々お待ちください。
もしお申込み後翌日以降も上記メールが届かない場合は、お手数ですが「お問い合わせフォーム」よりご連絡いただけますと幸いです。
Q:申込完了後にアカウント情報メールが届いたが、どうすればよいかわからない
A:お申込みいただいた後のご対応について、下記ページにおまとめしております。
ご確認くださいませ。
⇒「楽楽電子保存」スタートアップガイド
Q:パスワードを忘れた場合の対処法・パスワードの変更方法
A:パスワードを忘れた場合、ログイン画面の「パスワードをお忘れの方はこちら」より、パスワードを再設定してください。
パスワードを変更したい場合、「楽楽電子保存」管理画面右上「▼」>「パスワード変更」よりご変更ください。
Q:楽楽明細連携設定でエラーが出た場合の対処法
A:以下エラー内容を確認し正しくご設定ください。
→「楽楽明細」がメンテナンスなどでサービス停止中の場合、「楽楽電子保存」の連携設定はできません。
翌日などに再度お試しください。※「楽楽明細」のメンテナンス時間は、帳票発行元企業様へご確認ください。
→入力されている「連携用URL」に誤りがあります。
「楽楽明細」の「「楽楽電子保存」連携設定」に表示されている「連携用URL」をご入力ください。
→1つの「楽楽明細」を複数の「楽楽電子保存」と連携することはできません。
別の「楽楽電子保存」と連携したい場合、すでに設定済みの「楽楽電子保存」の管理画面より
該当の「楽楽電子保存」連携設定を削除してください。
→「楽楽明細」で生成した連携コードと異なる連携コードが入力されています。
「楽楽明細」の「楽楽電子保存」連携設定」に表示されている「連携コード」を入力してください。
Q:帳票の印刷方法
A:「楽楽電子保存」より帳票をダウンロードして印刷する場合には、市販のプリンター(印刷機)を利用し印刷してください。
なお、記録事項に係る電磁的記録が、帳簿書類に準じた規則性を有する形式で印刷され、出力される文字を容易に識別できるよう
以下の条件を満たすカラープリンターの用意が必要です。
・解像度: 200dpi以上
・カラー: RGB256階調以上
・原稿サイズのまま分割せずに紙に印刷できる。
・等倍のまま、200dpi+RGB256階調以上で紙に印刷できる。
・レシート大の原稿について、市販のプリンターで最小用紙サイズまで拡大して紙に印刷できる。
・想定する最大サイズ(例:A3サイズ)の原稿を、市販のプリンターを使いページ全体の明瞭さを保ったまま1枚の紙に印刷できる。
Q:連携コードの削除方法
A:「楽楽明細」と「楽楽電子保存」の連携設定を行ったあと、「楽楽明細」にて連携コードを削除してしまうと、連携設定が無効になります。
既に「楽楽電子保存」に連携済みのデータは削除されませんが、新たなデータの連携ができなくなります。
連携コードの削除を実行した場合は、再度「楽楽電子保存」側の設定(「「楽楽明細」との連携設定方法」の手順③以降 )を実施してください。
Q:「楽楽明細」から帳票データ取得時にエラーが出た場合の対処方法
A:「楽楽明細」連携が正しく実行されないと以下のようなエラーが発生いたします。エラー内容を確認してください。
■エラー確認方法
エラー発生時に表示されるメッセージの「詳細を見る」をクリックし、詳しいエラー内容をご確認ください。
■主なエラー内容
→「楽楽明細連携設定」の設定内容に誤りがあります。設定内容(連携コード)を確認してください。
→「楽楽明細」がメンテナンスなどでサービス停止中の場合、「楽楽電子保存」の連携設定はできません。翌日などに再度お試しください。
※「楽楽明細」のメンテナンス時間については、帳票発行元企業様へご確認をお願いいたします
→設定誤りまたは「楽楽明細」のマイページが利用できない可能性があります。以下2点を確認してください。
・「楽楽電子保存」の「楽楽明細連携設定」の内容に誤りがないか
・「楽楽明細」のマイページが利用できる状況か
※利用できない場合は帳票発行元企業様へご確認ください
Q:(失敗例)セキュリティ付きPDFファイルをアップロードした
A:セキュリティ付きPDFファイルをアップロードすると、タイムスタンプ付与時にエラーとなり、付与が失敗となります。
【 参考:該当のPDFファイルがセキュリティ保護されているかの確認方法 】
Adobe Acrobat Readerなどで開く>ファイル>プロパティ>セキュリティ>文書のセキュリティ>
[セキュリティ方法:セキュリティなし]のファイルであればタイムスタンプ付与が可能ですが、
セキュリティが設定されている場合は、タイムスタンプの付与ができかねます。
①「外部取込」メニューにて「タイムスタンプ失敗」をクリック
②エラーメッセージをご確認のうえ、タイムスタンプを付与せずに「楽楽電子保存」保存する場合は「保存」をクリック
※タイムスタンプを付与せずに帳票を保存する場合、電子帳簿保存法の電子取引要件の「保存上の措置」について、
「タイムスタンプの付与」の要件を満たすことができません。
そのため、タイムスタンプ付与ができない場合の例外措置として、
貴社にて「訂正削除の防止に関する事務処理規定の備付け」の要件を満たしていただきますようお願いいたします
※事務処理規定の備付けについて、どのように用意できていれば要件を満たせるかなど詳細は、
貴社法務部門や税理士の方、所轄の税務署へご確認ください
③貴社にて事務処理規定の備付けを行っていただき、「楽楽電子保存」上の「メモ」にその旨残すなどして
要件を満たせるようにご対応のうえ、「保存」をクリックしてください
➃タイムスタンプを付与せずに帳票が保存されると、該当帳票データは「外部取込」の
「タイムスタンプ失敗」一覧画面には 表示されなくなり、以下画面のように「帳票管理」の一覧画面に表示されます
※「外部取込」機能を使って保存した帳票データは、「取込方法」欄に「アップロード」と表示されます
Q:(失敗例)無効なタイムスタンプが付与されている帳票データをアップロードした
A:無効なタイムスタンプ(※)が付与されている帳票データをアップロードした場合、エラーとなりタイムスタンプ付与が失敗となります。
(※)有効期限切れのタイムスタンプが付与されている、アマノ社の別のタイムスタンプが付与されているなど
ご対応手順は「(失敗例)セキュリティ付きPDFファイルをアップロードした」と同様のため、ご確認ください。
Q:(失敗例)タイムスタンプ提供元会社のシステムエラーでタイムスタンプ付与に失敗した
A:タイムスタンプ提供元会社「アマノセキュアジャパン株式会社」のシステムエラーなどにより、タイムスタンプ付与に失敗した場合、
該当ファイルに対してタイムスタンプ付与のリトライを実施してください。
「外部取込」メニューにて「タイムスタンプ失敗」をクリック>エラーメッセージをご確認のうえ「リトライ」をクリック
タイムスタンプ付与のリトライを実施したファイルは、【リトライ済】の文言と、リトライ実施日時が表示されます。
リトライが失敗した場合は、時間をおいてタイムスタンプ付与の再リトライを実施してください。
Q:タイムスタンプ付与に失敗したファイルの削除方法
A:エラーとなったファイルは以下手順で削除できます。
該当帳票データのチェックボックスにチェックをつけて画面右上の「ファイルを削除」をクリック>
確認画面で「削除」をクリック
タイムスタンプ付与失敗のファイルを削除すると、該当の帳票データは「外部取込」のタイムスタンプ失敗一覧画面から削除されます。
※タイムスタンプ付与せずに該当ファイルを削除した場合も毎月のアップロード件数にカウントされますので、ご注意ください
Q:タイムスタンプ付与した帳票の確認方法
A:タイムスタンプ付与が完了した帳票データは、以下手順にてご確認可能です。
「帳票管理」画面>検索条件欄左下の「+詳細検索」をクリック>
検索用ウインドウにて「取込方法:アップロード」にチェックして絞り込み検索
「外部取込」機能を使って帳票データを「楽楽電子保存」にアップロードし、タイムスタンプを付与した帳票単位で確認できます。
また、タイムスタンプ付与がされている帳票は、「帳票の詳細」画面にて「タイムスタンプ:付与済み」と表示されます。
タイムスタンプが付与された帳票データは、ダウンロードしてAdobe Acrobat Readerで開くことで詳細を確認できます。
※タイムスタンプ付与済みの帳票データのPDFファイルをAdobe Acrobat Readerで開くと、画面上部に
『署名済みであり、すべての署名が有効です』という文言が表示されます
さらに画面右上「署名パネル」というボタンをクリックすると画面左側の署名パネルが開き、
タイムスタンプ詳細を確認できます
※Adobe Acrobat Readerで署名パネルが表示されていない場合は、[表示] メニュー>[表示切り替え] > [ナビゲーションパネル] > [署名] を選択し
[署名] パネルが表示されるかどうかご確認ください